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2月の法律相談会3人利用、先月以降8件解決

 東大和民商2月の法律相談会が、2月13日(水)午後、東大和民商事務所で行われ、3人
が利用しました。
 続いて開かれた東大和民商110番委員会は、先月以降、交通事故損害賠償請求、工事代
金の未払い、住宅賃貸借契約、高利債務整理、近隣騒音問題など8件の相談が解決終了した
ことを確認しました。その後、新しく寄せられた高利債務の整理、破産高利社への債権請求
未払い工事代金の請求、自宅敷地内に設置された公道雨水槽の陥没、車修理にかかる瑕疵損
害賠償、抹消されていない抵当権など8件を含む75件の相談援助を話し合いました。
 次回、3月の法律相談会は21日(木)午後、東大和民商事務所で行います。なお、法律相
談は日常的に事務局が受付けています。班の世話役、支部、婦人部役員にご相談下さい。

消費税の増税中止を求める国会請願署名始めました

 東大和民商は、政府が計画している消費税増税に反対し、増税の中止を求める国会請願
署名を始めました。
 消費税は、すべての商品やサービスに課税し、税金は価格に上乗せされていることから
もっとも景気に影響します。また、消費税は、低所得者ほど負担が重いことから、庶民の
暮らしにもっとも深刻な影響を及ぼします。
 また、消費税の納税を負わされている事業者は、消費税の価格への転嫁が法律上も保障
されていないことから、消費税を貰えなくても納税しなければならないとんでもない税金
で、中小業者の商売、仕事を直撃しています。
 いっぽう大企業は、消費税をしっかり上乗せできていますので、自社負担はありません
それどころか、トヨタ自動車や日産自動車、三井物産、ソニーなどの輸出大企業は、巨額
(例えばトヨタ自動車1695億円/1年)の戻し税を受け取っています。これらの企業に
とっては消費税率が高いほど戻し税が多くなる仕組みになっています。
 このように、消費税は、日本にある50種類の税金のなかで、もっとも景気に影響し、
もっとも庶民の暮らしを直撃し、日本の産業と地域経済の屋台骨で、住民の暮らしを直接
に守っている中小企業・中小業者の仕事を土台から脅かす悪税です。
 こんな消費税を、いま引き上げたら日本の経済も、庶民の暮らしもとんでもないことに
なってしまいます。いま政府がしなければならないことは消費税の増税ではなく、消費税
の税率を下げ、あるいは、消費税を廃止して、景気を良くすることであると思います。
 署名は誰でもできます。昨年まで署名した方でも、新しい署名ですので、今回も署名で
きます。署名用紙はいっぱいあります。署名用紙を友人知人にも預けて、署名をする人を
どんどん増やしてもいきましょう。

自信、安心、納得の確定申告をしよう

 東大和民商では、商売、仕事、暮らしを守る様々な共同の取組みをしていますが、確定
申告もその一つです。確定申告は、税務署に提出する確定申告書をつくる作業をを通じて
一年間のがんばりを振り返り、経営対策を検証する絶好の機会と考えています。
 売り上げの漏れは無いか、いろいろ支払った経費の漏れは無いか、棚卸は大丈夫か、次
年度に引き継ぐものは何か、などを慎重に見直します。また、昨年、一昨年と比較するこ
ともとても大事です。初めて確定申告する人は、商売、仕事を始めるにあたっていろいろ
要した費用の計算漏れが無いかをしっかりすることも、今後に影響する大事な点です。
 商売、仕事に活きる確定申告、これも東大和民商の合言葉の一つです。いま、東大和民
商の各支部は、助け合ってすすめる2月18日からの確定申告応援会の最終準備に入って
います。確定申告応援会は3月12日まで行われます。日曜日しか時間が取れない人への
配慮で、3月3日と10日の2回の日曜日も応援会が計画されています。

東京の銀世界を存分に満喫してきました

 都会ではあまり歓迎されない雪ですが、なかなか雪の中を歩けない私たち素人の歩こう
会にとっては滅多に無いチャンス、と2月10日(日)に第78回歩こう会が奥多摩の御岳
山で行われました。参加者はいつもよりずっと少なく7人でした。
 東大和をいつもより遅い7時に出発。鳩ノ鳩ノ巣駐車場に車を置き、8時に出発。心地
よい寒さのなか足を運び、福寿草に巡り合い、今日は良いことあるぞ。越沢バットレスを
眺め、順調に高度をかせぎ、大楢峠に。
 峠は銀世界でした。アイゼンを装着して、歩こう会2度目の雪体験。東京でも雪の体験
ができるところがあるんだなどなど感想しきり。1時間30分歩いて御岳の宿坊へ。30
cmを超える何本ものツララが疲れを癒してくれました。
 ひと踏ん張りして御岳山神社にあがり、今日の感謝と1年の安全、商売仕事伸ばしを祈
願し、ケーブルカー山頂駅に戻り、遅い昼食。1時間たっぷりお昼を楽しみました。さて
帰りはどこからと相談するなかで、大塚山を経由して古里駅のルートを選択。ここもまた
一面の銀世界で、なかなか楽しめない雪歩きを満喫できました。古里駅に4時5分到着。
4時14分の電車で鳩ノ巣へ帰りました。偶然でしたが、この電車に遇わなかったら、古
里から鳩ノ巣へ歩かなければならなかったことが解り、歩こう会ながら、ゾッとしました
帰路、河辺の梅の湯(温泉)で14㎞の歩きを振り返り、汗と疲れを流して帰りました。
 今後の予定は次のとおりです。次回(第79回)は3月24日笹子雁ケ腹摺山(山梨)、
4月(第80回)は14日(日)にカタクリ一面の仙元山(埼玉)、5月は19日(日)に林間
一面に咲く水芭蕉の戸隠森林公園と戸隠神社を予定しています。

自宅に大穴、深さは5メートルも。いったい、なんで

 ある日気づいたら自宅裏の建物の角に穴が開いていた。穴はとても深く、底が見えない。
建物を良く見るとヒビが入ってきてる。何が、何だか解らないけど、とんでもないことが我
が家で起きていることだけは確か。
 心配になったAさんは、翌日、町役場へ。たどり着いた担当課に説明し、係員がやおらも
ってきた図面は、とても古そうで、青焼きされたもの。昭和54年とあります。今から34
年前の道路位置指定申請図の写しでした。その図面には、私の敷地内に、簡単なしるしが書
かれていて、雨水そうとあります。穴の正体は、道路の雨水を取り入れる雨水槽だったので
す。深さは5メートルとありますから、底が見えなかったのも無理はありません。
 その雨水槽が、34年の歳月を経て、劣化、あるいは別な理由で上蓋、あるいは壁面が壊
れ、穴が開き、その穴が雨水の流入でさらに大きくなっている最中であることが解りました。
 早急になんとかしなければなりません。幅は2メートルの大きさです。上には建物が建っ
ていますので、簡単ではありません。町の担当者は、ご自分で対処して下さいと言いますが
ご自分で対処できるものではないでしょう。
 ところで、なぜ公道の雨水処理施設が個人の敷地内にあるのでしょう。東京都多摩建築指
導事務所に出向いて尋ねたところ、公道の雨水処理施設は、ほんらい公道のなかに設置され
るもの、なぜ個人の敷地にあるか解らない、34年も経っているので当時の書類はすべて処
分されていて解らない、という。
 役場の担当者も、都の専門家も、解釈していれば済むかもしれませんが、当事者にとって
火急に対処し、安心と安全を得なければなりません。相談者を応援します。

自宅と店舗に金融機関の根抵当権がまだついている

 2月7日の相談の一つに、自宅と店舗に、すでに20年以上前に返済が終わっている金融
機関の抵当権がついていることを見つけた。という相談がありました。
 自宅不動産の登記簿謄本を見る機会は殆どありませんが、たまたまの知人との世間話しで
気になり、登記簿謄本を入手して解ったそうです。相談者は、借入金返済の終了によって、
金融機関が当然に抵当権を抹消してくれていると信じていたそうで、まだ抵当権が付いてい
ると指摘されて、ほんとうにびっくりしたそうです。
 相談者の自宅と店舗に付いたままになっていたのは根抵当権。抵当権には、抵当権と根抵
当権の2つがあり、この2つには大きな違いがあります。一般的に、抵当権は、借入金など
の負債の範囲内で一時的に付けるもので、負債の終了で当然に抹消されます。しかし、根抵
当権は、一定の負債額を想定して付けるもので、その範囲内で借入を繰り返す場合に用いら
れます。根抵当権は、一度つけると、抹消する手続きを取らない限り、抵当権は付いたまま
になってしまいます。
 相談者は、この2つの抵当権の違いも十分な説明を受けないまま、金融機関に勧められて
根抵当権を付け、返済終了時も、金融機関から抵当権の取り扱いの説明を受けなかったこと
から、放置されたようです。
 このような長い期間にわたって金銭貸借がないケースでも、金融機関から根抵当権をどう
しましょう。という提案があったことは残念ながら殆ど聞いたことがありませんから、自ら
根抵当権を抹消する旨を金融機関に申し出て、抹消に必要な書類の交付(無料)を受け、法務
局に、根抵当権抹消の登記申請をすることになります。
 最寄りの法務局で登記申請書の書き方も教えてくれますので、経験の無い方でも登記申請
は簡単にできるようになっています。

またまた行われた生活費の差押え

 昨日振り込まれた仕事のお金の引き出しに銀行へ行ったら、一円のお金も無くなって
いました。銀行に尋ねたら、市が差押えしたと聞いて茫然と立ちすくんでしまいました。
 このお金は全部がうちのものではありません。材料代など諸々の支払いをしなければ、
これから仕事ができなくなってしまいます。一家の、一ヶ月の生活費でもあります。
 市役所の担当の方に電話で相談しましたが、一円も返してくれないそうです。どんど
ん売り上げが下がり、働いても、働いても売り上げも、利益もあがりませんでした。税
金の納税が滞り、支払い督促を受けて、納税の相談に出向いたら、毎月4万円以上でな
ければ受付けないと言われました。もう少し少額なら毎月納税できますが、4万円は無
理ですと言っても、市の担当者の方は聞き入れてくれませんでした。別な機会にも納税
をしようと、納付書の発行をお願いしましたが、聞き入れてくれませんでした。これが
私たちの税金滞納のスタートでした。
 いまでも、少しづつなら納税はできます。税金は納税しなければならないことは十分
に知っています。いま、一円のお金も返さない、と言っている市とどう向き合っていけ
ば良いのでしょうか。1ヶ月どうやって生活していけば良いのでしょうか。
 これは、2月6日に東大和民商に寄せられた相談の一つです。容赦なく行われ始めて
いる滞納処分の名の下の生活費の差押。あまりにもやりすぎている、手続きに法律違反
が無くても、生活費や生活用動産を差押えしてはならないという法律には違反している
という指摘があります。東大和市の近隣市で起きている異常。おかしいと思います。

東大和民商 で検索できるようになりました

 1月31日まで前のホームページが機能し、2月1日から新しいホームページに切り替えた
ことから、当分の間は、東大和民商で検索すると以前のホームページに入ってしまい、結果は
サーバーが見当たりませんと表示されてしまいます。しばらくの間は、ログインIDを入力しな
ければ検索できないでしょう。と言われていましたが、2月4日に試したところ、東大和民商
で新しいホームページに入れました。
 4日は2ページ目の下の方でしたが、5日は1ページに東大和民商の新しいホームページが
登場するようになりました。検索ありがとうございます。
 東大和民商には毎日多くの相談が寄せられています。様々な共同の取組みが行われています。
旺盛な元気な仲間の交流が繰り広げられています。東大和市も元気です。東大和の元気を一本
でも多くニュースとして、また、ワンポイントアドバイスに反映させて発信していきます。
 これから確定申告の本番に突入します。商売と仕事、暮らしを守る確定申告、そして、自信
安心、納得の確定申告を合言葉に助け合って確定申告をします。宜しくお願いしま~す。

インターネットで東大和の元気を発信しましょうよ

 仕事で全国を歩いていると東大和が殆ど知られていないことに気づきます。立川市の北側
とか、西武球場のある所沢市の南側とか、志村けんで紹介された東村山市の西側とか、何か
をつけて紹介すると、少し解ってくれます。なかには、都内で会う人でも、東大和って東京
なの?、と言われることもあります。
 こんなに知られていない東大和ですが、東大和で暮らしている私たちは、日本で一番素晴
らしいところだと自慢しています。住民運動で守りぬいた山林公園があります。住民運動で
気づいた東大和南公園があります。大幅に減りましたが農地が残り、農業が頑張っています
 いくつもの民間の福祉施設が手を繋いで頑張っています。住民の暮らしをささえる地元の
中小業者もがんばっています。都内にも近く、奥多摩にも近く、富士山も大きく見える地で
す。・・・・・・
 こんな東大和を。、もっと、もっと多くの人たちに知らせたいと思う青年たちが、東大和
をインターネットで紹介する「まちピタ」を近々立ち上げる準備をすめています。東大和を
丸ごと紹介する東大和宣伝隊です。
 志が高い青年たちは、東大和の宣伝を自費を投じてやろうとしています。東大和の様子、
歴史、行事などなど。中心は、住民の暮らしをささえる中小業者の皆さんです。お店、仕事
商店街、新製品など、なんでも紹介していこうという企画です。
 紹介の仕方、写真の撮り方も青年がサポートしてくれます。東大和をつくっているすべて
の人が主役です。ぜひご参加下さい。みんなで元気な東大和を紹介していきましょう。問い
合わせ、掲載の申込みは東大和民商へ。 

ナターシャ・グジーコンサートに700人

 2月3日(日)午後、東大和市の市民会館ハミングホールで、第22回社会福祉法人
みんなの会支援コンサートが、ウクライナの歌姫、ナターシャ・グジーさんを迎えて
開かれました。
 開場の午後12時30分には長蛇の列ができ、満席の状態で開演となりました。他
県からの来場者もおられました。ナターシャさんは、26年前、6歳のときにウクラ
イナのチェルノブイリ原発事故に遭遇しました。父が原発の仕事をしていましたので
原発から3,5㎞の近くに住んでいました。事故は夜中にあり、なにも知りませんで
した。翌朝はいつものように起き、いつものように子供たちは学校に行き、いつもの
ように小さい子は1日外で遊びました。事故を知ったのは夕方でした。
 翌日(事故から2日後)、3日間だけ移動してくれ、3日後に帰れるから何も持たな
いで大丈夫と言われ、みんなで家を出ました。それから26年いまだ帰れません。命
が躍動していたまちは無くなりました。
 悲劇を忘れないでください、過ちを繰り返さないでください、エネルギー政策は大
切だけれども、原発の稼働を考えるよりも、子供たちの被曝をどう減らすのかを考え
る方が大事ではないでしょうか。と話しました。
 彼女の透き通った歌声、そして、平和への想いは来場者の心の中にしっかり届きま
した。私たちは、彼女の想いをしっかり受け止めました。今回もまたみんなの家支援
コンサートは、素晴らしいコンサートになりました。