ホットニュース

ナターシャ・グジーコンサートに700人

 2月3日(日)午後、東大和市の市民会館ハミングホールで、第22回社会福祉法人
みんなの会支援コンサートが、ウクライナの歌姫、ナターシャ・グジーさんを迎えて
開かれました。
 開場の午後12時30分には長蛇の列ができ、満席の状態で開演となりました。他
県からの来場者もおられました。ナターシャさんは、26年前、6歳のときにウクラ
イナのチェルノブイリ原発事故に遭遇しました。父が原発の仕事をしていましたので
原発から3,5㎞の近くに住んでいました。事故は夜中にあり、なにも知りませんで
した。翌朝はいつものように起き、いつものように子供たちは学校に行き、いつもの
ように小さい子は1日外で遊びました。事故を知ったのは夕方でした。
 翌日(事故から2日後)、3日間だけ移動してくれ、3日後に帰れるから何も持たな
いで大丈夫と言われ、みんなで家を出ました。それから26年いまだ帰れません。命
が躍動していたまちは無くなりました。
 悲劇を忘れないでください、過ちを繰り返さないでください、エネルギー政策は大
切だけれども、原発の稼働を考えるよりも、子供たちの被曝をどう減らすのかを考え
る方が大事ではないでしょうか。と話しました。
 彼女の透き通った歌声、そして、平和への想いは来場者の心の中にしっかり届きま
した。私たちは、彼女の想いをしっかり受け止めました。今回もまたみんなの家支援
コンサートは、素晴らしいコンサートになりました。