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27日夜に立川で格差と貧困を告発する市民集会

 12800円の経営住宅の家賃が払えず強制退去となった
シングルマザーが無理心中をはかり、中2の娘を殺害。月額
4000円の国民健康保険料を滞納し、保険証を執行した市
民。
 貧困と格差がどんどん拡がっている事実を正面から見つめ
考えよう。と11月27日(月)夜7時から、貧困と格差を告
発する市民集会が立川市民会館で開かれます。
 第22回立川地域税制・税務行政研究交流会実行委員会が
企画したもので、多くの皆さんに誘い合わせて参加ください
と呼びかけています。
 当日、年金で生活している市民のお話し、国民健康保険の
保険証失効を見ている医療関係者のお話し。介護現場からの
お話し、ブラック企業に働く青年のお話しをお聞きし、集会
参加者の全員で話し合います。

工事代金を支払ってくださいと訴訟を提起

 内装工事を発注し、初取引となった工事代金は契約どおり
支払ったものの、続いた二つ目、三つ目の工事代金は、顧客
からクレームがきていると言って支払いを怠っている建設業
者に、Aさんは、支払請求の訴訟を起こしました。
 初公判となった22日、Aさんは堂々と出廷し、請求の根
拠やこれまでの交渉の経過を詳しく説明し、工事をしたお客
さんからはまったくクレームがでていないことも説明。不払
者の不払いの理由はまったくなく、単に支払いたくないだけ
であることをしっかり発言しました。
 一方、被告となった不払い業者は、事前に出廷すると裁判
所に申し出ていたにもかかわらず無断欠席。裁判官は、残念
であることを表明し、12月にもう一度公判を開き、その対
応をまって判断したい、と説明しました。
 Aさんは、弁護士を代理人にたてず、自力で裁判を準備し
不払い業者と正面から対峙しています。

建設業許可の変更や更新、労働保険の相談も

 18日も多くの相談がありました。一番多かったのは経理の
相談5件と建設業許可の変更申請や更新の申請相談の5件、他
には、建設業一人親方の労災保険の相談が1件、税金滞納相談
が1件、C型肝炎訴訟相談が1件、相続の相談が1件、債務整
理の相談が1件、新規開業の相談が1件、自宅売却の相談が2
件などでした。
 大腸がん検診の申込みは2事業所から4人、23日ハミング
ホールで上映される映画「母」の前売券はお2人から申込みが
ありました。
 24日(金)夜7時半から、東大和民商事務所で開かれる第2
回売上アップ研究交流会の問合せもありました。今回は、補助
金獲得やアイデアの宣伝で顧客を増やしている畳屋さんが実践
報告します。

大腸がん検診申込み受付中

 東大和民商第12回大腸がん検診の申込を受付けています。
「大腸がん」は急速に増えているがんですが、早期発見で防ぎ
治せるがんと言われています。
 昨年は550人の申込みがありましたが、まだまだ少なく、
主管の共済健康委員会は、この機会に健康のことを事業所とし
て話合い、事業主と家族、従業員と家族の全員が大腸がん検診
を受けて欲しい、また、年に一度の健康診断の受診をはじめ、
健康増進の取組みも始め、強めて欲しいと呼びかけています。
 大腸がん検診は自宅ででき、指定封筒でポストに投函すれば
検査結果が自宅に届きます。
 民商共済加入者は無料、共済未加入でも千円の安価で検診で
きます。問合せ、申込みは班世話役(班長、副班長)、支部役員
婦人部役員、ユース世話役、又は事務局へ。

36年以上毎月返済。しかし、あと39年間返済続く

  年金生活をしている市民から、36年以上毎月返済
しているが、借金は増え続けている。死ぬまで返済する
覚悟だが、心配でたまらない、という相談が東大和民商
会員を介して相談がありました。
 商売をしていた昭和54年に、事業資金として東京都
保証協会の保証で借入れた借金が、返済できなくなり、
保証協会が昭和56年3月に代位弁済。以後、毎月1万
円づつ返済を続けているが、年利14%の損害金が請求
され、請求額が増え続けているといいます。
 これまでの返済額を計算すると432万円以上となり
当時の未返済元金額を大きく超えています。ところが、
損害金として請求されている額がまだ469万円余あり
今までどおり返済しても39年かかります。
 相談者の年金額は月額10万円余と低額。また、この
ような請求は異常と思います。法律で救済できますので
返済を止め、債務を免除してもらいましょう。と手続き
を開始しました。

会社のいじわるはねのけて労災保険適用に

 会社が、労災保険の書類を書いてくれないことから、病院の
治療費120万円の支払を請求されている。という相談があり
ました。
 話しを聞くと、配達途中に転び、歯を痛め、会社に労災保険
の適用をお願いして歯科医院に通院し、無事治療が終えたのだ
が、病院から120万円余の治療費支払い請求がきたので、調
べると、会社の手続きミスを発見。ところが、会社はミスを認
めず、いまではいやがらせもしてくる。という事でした。
 どのような言い分があるにせよ、仕事中の怪我の治療は労災
保険を適用するのが会社の義務であり、責任です。勤労者に治
療費を負担させるなどは許されません。労働基準監督署に詳細
な報告書を提出し、会社への指導も要請し、先頃、治療費全額
が病院に支払われました。

弁護士が頼んだことをしてくれない

 14日、弁護士が頼んだことをしてくれない。と
相談がありました。
 内縁の夫が病死し、途方にくれていたときに亡き
夫の兄弟が自宅に押しかけ、通帳など大事なものを
ことごとく持ち帰り、自宅退去も激しく求められた
ことから、立川市内の弁護士事務所を訪れ、委任契
約を結び、問題の解決をお願いしたそうです。
 ところが、弁護士は殆ど留守で、連絡も取りあえ
ない、お願いしたこともまったく進んでいないとい
うことでした。
 連絡が取れない場合は、手紙でもう一度お願いし
それでもしない場合は解任すること、弁護士会にも
経過を知らせること、同時に、ほんとうに真剣に相
談者に向き合う弁護士をいっしょに捜しましょう。
となりました。

大手損保社員の対応は事務的で、一方的

 13日(月)、大手損保あいおいニッセイ同和損保の社員は
事務的で、一方的だ。と相談がありました。
 バイクで仕事中に、一時停止標識のある交差点で一時停止
しないで交差点に進入した車に衝突され、怪我をして救急車
で病院へ。4日間の入院を経て、現在も通院治療しています。
 過失割合がどうのこうのと言いながら、その根拠は示さず
時間がどんどん過ぎ、3ヵ月経っても壊れたバイクは現在ま
で修理されず。バイクが仕事の一番大事な道具から、まった
く仕事になりません。
 損保担当社員は自分の主張を手紙で送ってくるだけ。その
手紙も2週間、3週間後に届きます。テレビで宣伝している
事故対応ナンバーワンは嘘であり、空虚に感じられます。と
いう被害者の言葉はとても重く、損保社の責任が問われます

紅葉良し、食べ物良し、気分爽快でした

 12日(日)、第19回秋季バスハイクが埼玉県の秩父
で行われました。
 宝登山神社は真紅の紅葉と緑のコントラストの素晴ら
しい紅葉に包まれていました。荒川ライン下りでも急流
のスリルと素晴らしい紅葉を楽しみました。昼食の秩父
蕎麦も美味しかった、と大好評。まつり会館では、祭り
ばやし実演を存分に体感しました。秩父神社も紅葉に包
まれ、大勢の観光客で賑わっていました。
 帰路、サイボクハムで買物して帰り、気分爽快、大満
足の1日になりました。と皆さんの笑顔はさらに綺麗に
なっていました。
 準備、運営いただいた婦人部と共済健康委員会の皆さ
ん、ご苦労様でした。ありがとうございました。

中企庁の消費税アンケートどうしたら良いの

 中小企業庁から消費税転嫁のアンケートが届いたが、
消費税を転嫁できていないから、回答しなくても良いか
という問い合わせが多数寄せられています。
 消費税は、法律上も、実態上も転嫁の保証が無い欠陥
制度で、この欠陥の影響は中小企業ほど大きく、その大
きさは経営の土台を脅かすほどに大きいものです。
 中企庁のアンケートは、大企業による転嫁の実態の調
査ですが、自社の転嫁の状況なども記載して、中小企業
の声をどんどん届けていきましょう。