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封書とはがきの「民事訴訟最終通達書」に注意を喚起しよう

 先週、市民からあいついでおかしな封書が届いた、おかしな葉書が届いた
という相談がありました。
 封書の表書きには、重要と赤字で書かれ、差出人の表記はありません。開
封すると、民事訴訟最終通達書、訴訟管理番号(ら)455とあり、貴殿に対
し、訴状が提出され・・・・民事裁判が開始されることを通知する・・・・
ご連絡なき場合、原告の主張が全面的に受理され、現預金や不動産の差押え
が強制的に執行される場合があります・・・。訴訟取下げ最終期日6月◎日
と締めくくり、問合せ電話番号が記されています。
 はがきは、封書に比べて短い文章になっていますが、ほぼ同じ内容のもの
でした。
 2つともまったくの嘘です。問合せ先となっている「訴訟通知センター」
も存在しません。書かれている説明文はもっともらしく書かれていますが、
間違いだらけで、幼稚な文章です。
 でも、法律にかかわっていない、裁判などにまったく接したことのない人
にとっては差押え、など見たくもない、怖い言葉が羅列し、うっかり電話を
いれてしまう人が少なくないと聞いています。
 友人、知人に注意を喚起しましょう。被害と被害者をみんなで減らしまし
ょう。