親子のお金の貸し借りでも契約書は必要ですか、という
相談がありました。
相談主旨は600万円を子に貸し、分割で返してもらう
という約束ですので、金銭消費貸借契約書を作成すること
をお勧めしました。
金利や返済期間、返済方法等は一般の金融機関の契約方
を参考につくると良いと思います。
返済は、元利均等方式で計算した額を、金融機関を活用
して、貸主である父親の口座に借主のお子さんが毎月振込
む方法で返済の事実と記録を残すようにした方が良いと思
います。
親子間の貸し借りは、贈与とみなされることがあります
ので、借用書や金銭消費貸借契約書などの書面をしっかり
つくり、返済の事実もしっかり残しましょう。