6日、車の修理代金を払わないタクシー社に対するAさんの支払請求の裁判がありました。
再三の請求に対して、2年余に亘って払わなかったことから裁判に訴えたもので、訴状が届い
たタクシー会社は、Aさんに車の修理を頼んだことを認め、請求の全額を支払うという書面を
事前に裁判所に提出していましたので、簡単に終わると思って裁判に行きました。
ところが、裁判官は、タクシー会社には請求できない、また、根拠も示さずに、修理は誇大
に行われているから、請求額の全額を支払う必要はない、と言い出したのです。
タクシー会社は、修理を依頼しこと、事前に修理の見積書を受け取り、そのうえで修理を依
頼していることも認め、誇大修理などということは一言も言っていませんでした。
結局、タクシー会社がAさんの請求全額を支払うという和解が成立して終わりましたが、裁
判官のなかに、信じられない裁判をする人がいることを知り、背筋が寒くなりました。