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相手が専門家でも率直に問題点を指摘して、解決

 Aさんに弁護士名で送られてきた封書。なかには、遺産分割協議書が入っていて、十分な
遺産が無いので、故人を看取った者に相続する書類です。署名、押印し、印鑑証明書をつけ
て、送り返して欲しい旨の手紙がついていました。
 Aさんは、哀悼の意を表し、故人を看取った方に厚く御礼するとともに、基本的に提案に
賛成だが、遺産の全体を説明して欲しい旨を記した書面を返送しました。ところが、弁護士
からなかなか返事がありません。暫くして届いたのは遺産の抽象的な説明書でした。
 何かおかしい、と感じたAさんは、全情報と全遺産の開示を求める書面を返送したところ
当初、十分な遺産が無いといって内容がまったく変わり、いくつもの遺産があることが解り
ました。Aさんは、当初の提案には基本的に賛成ですが、最初からすべての情報を開示して
欲しかったこと、当初の説明は弁護士規範に反することなどの想いを弁護士に伝えました。
 後日、弁護士から、まったく新しい提案があり、Aさんはこれを了承しましたが、謝罪の
意をあらわす言葉はどこにも無く、残念です、と言っていました。