税金の滞納や国民年金の未納に対する差押えや捜索に関する相談が非常に増えています。
自宅を捜索された(都と市)、自動車を捜索された(市)、売掛金を差押えられた(都と市)、
生命保険を差押えられ、契約を解除され、解約返戻金を取られた(市)、店の什器備品を差押
えられ、レジのなかにあった現金を押収された(年金事務所)、配偶者の預金も差押えすると
いう書面が届いた(年金事務所)など多数です。
また、取引先の取引の状況を照会する書面も多数出回っています。債権を確認し、第三債
務者として取引を差押える準備を意味します。
売上や利益が長期間にわたって減少していること、勤労者は給料が減っています。いっぽ
う、仕事の経費も、生活費も上がっています。そして、税金や社会保険の負担増えています。
こういう状況ですから、滞納や未納が増えるのはやむを得ない背景があります。税務署や
都税事務所、市役所、年金事務所による、「公平な負担」を御旗にした、仕事や生活をも脅
かす容赦ない差押えや捜索は問題を深刻にするだけと思います。特に、捜索は、その人の人
格、人権をひどく傷つけることを考えるべきと思います。
滞納者、未納者の実情や声に耳を傾け、生活と仕事を維持し、前にむかって歩いていける
そのなかで滞納や未納を克服する現実的な計画をもつようにすることを援助する、そのよう
な役割を果たして欲しいと思います。
滞納や未納を抱えてしまった皆さんは、支払い督促や催促を軽視、無視しないで、支払え
ない状況を何度も、詳しく説明し、毎月支払える額を支払う、そのなかで滞納や未納を解決
する方法を考えていくことにしましょう。受け身、無視が一番良くありません。