18日、固定資産税を滞納し、市役所から、財産を差押える旨の警告書
が届いた。どうしたら良いか。という相談がありました。
聞けば、収入が減り、生活が苦しく、ぎりぎりの状態になっている。そ
れでも一生懸命納税を続け、住民税も国保税も納め、滞納は無い。ただ、
固定資産税までは払えなかったということでした。遅れている固定資産税
は昨年の1年分でした。
生活財産を差押えるということは安易にしてはならないこと、納税が遅
れている市民の生活再建と納税をいっしょに考え、つくりあげていくこと
が公務につく職員の責務であることをお話しし、そのうえで、市税も都税
も、国税も、納期の前に納税相談に出向き、納税の計画をいっしょに作る
ということが可能であること、納税の相談は、納期が過ぎても可能である
こと、納税したいこと、納税可能額を資料に基づいて具体的に示し、粘り
強く話し合いを続ければ、分納は実現できることを案内しました。
また、出費の整理と削減の分析、必要な手立てについても検討に着手す
ることになりました。