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新しく造られた塀は地面より低い欠陥の塀だった

 隣地を購入した大手建設会社が土地を分譲するために、これまであった境界のブロック塀を
壊し、新しく塀をつくったそうです。ところが、完成した塀は地面よりも低い欠陥塀でした。
補強、あるいは、やり直し工事を隣地者が求めたところ、できない、と断られたという相談が
ありました。(10月25日)
 取り壊した塀は、境界線をまたぐようにつくられていましたので、塀は共有であり、所有権
は両者にあります。よって、その塀を取り壊した者は、元の塀と同等かそれ以上の塀をつくる
責任と義務がありますので、新しい塀がたとえ自分の敷地内につくったとしても、原状を回復
する責任と義務がありますので、補強、あるいはやり直し工事は当然と思います。