水道工事業のAさんは2年前にした200万円以上の工事代金を支払って貰えず、困って
いました。普通の請求を毎月しても不払い。内容証明郵便の請求に変えてもほんの少し払う
だけ。裁判を起こし、遅延損害金や裁判の費用も加算して請求します、と言っても空約束を
繰り返し、時間だけが過ぎていきました。
やむを得ないと、工事代金、遅延損害金、裁判費用を含め、仮差押え付の支払請求の裁判
を起こしました。裁判当日、不払い業者は裁判所の法廷で謝罪し、必ず支払うと約束したこ
とから、Aさんは、裁判官の「判決」の提案を辞退し、11回の分割支払いに合意し、裁判
を和解で終わらせました。