今から32年前の平成元年4月1日消費税は導入されました。導入
後暫くして政府税制調査会長は週刊誌に、国民が強く反対するから
消費税は福祉に使うと言ってきたが、あれは嘘だった旨の記事が掲
載され、国民の強い怒りを拡げました。
それから32年。3%から5%、8%、そして10%へと引き上げ
られました。税率引上げの度に福祉に使うと政府と与党は説明して
きましたが、平成元年から連続して福祉は改悪、後退していますか
ら、嘘でつくられ、嘘で大きく成長させてきた訳です。
今度は、その消費税を大変質させるために、免税点や簡易課税制度
を実質形骸化するインボイス制度が計画され、今日から登録事業所
の受付が開始されます。
消費税は全ての商品とサービスに課税していますから物価そのもの
消費税(間接税)が基幹税になったら国の財政はダメになると言われ
ていますが、10%税率で所得税、法人税を超える日本の基幹税に
なっています。
10月1日、今日は税金の取られ方、税金の使われ方を改めて考
える日にしていきたいと思います。