12月10日(木)夜、パレスチナ国駐日常駐総代表部ワリード・アリ・シアム
大使の講演を聞く機会がありました。
大使は、1時間という限られた時間のなかで、パレスチナ地域の歴史、宗教、
最近の様子などを詳しく話し、パレスチナ人も、ユダヤ人も仲よく暮らしていた
時代が長くあったこと、ところが、資源を独り占めしようとする大国が対立をつ
くりあげ、以後、永きに亘ってパレスチナ人への殺戮、迫害、国際法違反の占有
などが行われ続けていることを話しました。
いま私たち日本人に何が必要かの質問に大使は、米国と日本がパレスチナ国を
認めていません。日本の政府に、パレスチナ国を認めるよう働きかけて欲しい、
実現すれば、イスラエルによる日常的な無法と殺戮、暴力、不法占有など多くの
ことを止めることができる、という言葉はとても印象に残りました。
強い者が、強い力で、他人の物を暴力で奪う、ということを許してはならない
と思います。パレスチナ問題をみんなでもっと、もっと知っていきましょう。