ホットニュース

タクシー会社が修理代金を支払いました

 車の修理代金を2年7ヶ月間支払わなかった足立区のタクシー会社のS社が、支払いを
することになりました。S社は、平成23年6月に、所沢市の修理工場に車の修理を依頼。
 依頼を受けた工場は見積書を示し、S社了解のもとに修理を行い、修理し、引き渡しま
した。ところがS社は、少し待ってくれ、〇〇に支払うと支払わず、その後は、修理代金
が高いとか、修理に関係のない言いがかりをつけて支払わず、その後は連絡しても担当者
が居ない、と支払いを拒み続けてきました。
 堪忍袋が切れた修理工場は、所沢簡易裁判所に修理代金支払請求訴訟を起こしたところ
S社は修理を依頼したことを認め、請求金額の全額を支払うことになりました。S社は、
日本交通グループを名乗るとても大きなタクシー会社でした。 

新しい法律相談は7件でした

 東大和民商2月の法律相談会が、12日(水)午後、東大和民商事務所で行われました。
今回の当日相談はありませんでしたので、東大和民商110番委員会に移行し、先月以降
6件の法律相談の解決終了を確認し、次いで、内容を示さない支払い請求、アルバイト員
からの残業代金支払い請求、賃貸住宅の家賃滞納、国保・国民年金の未納、カード代金の
未払い、相続放棄、違法高利貸し会社の支払い請求、不法原因給付などの新しい相談と、
継続している65件の援助を協議しました。
 

アコム社不当利得返還請求86%額で解決

 アコム社に不当利得返還請求をしているAさんの2回目の裁判が12日、東京簡裁でありました。
アコムは、Aさんからの手紙による返還請求に対し、請求額の20%を返すと返礼し、冗談じゃない
とAさんが強く抗議すると、今度は50%を返すと表明。返済が遅れたら1円の単位で遅延損害金を
取り、自分が返還を請求されると20%、50%と値切るのは許さない、と裁判を起こすと、今度は
請求額の70%を5月末日までに返すと表明。2回目の裁判(弁論)でAさんが、判決を取ることも辞
さないと言うと、今度は、請求額の86%を、4月末日までに早く返すと態度を変えました。
 Aさんは、テレビで宣伝しているアコムと、自分の前でコロコロと態度を変え、返金を1円でも少
なくしようとしているアコムとどちらが本当のアコムなのかを考えると、テレビの宣伝の怖さを感じ
ると言っていました。

裁判所で背筋が凍る体験をしました

 6日、車の修理代金を払わないタクシー社に対するAさんの支払請求の裁判がありました。
再三の請求に対して、2年余に亘って払わなかったことから裁判に訴えたもので、訴状が届い
たタクシー会社は、Aさんに車の修理を頼んだことを認め、請求の全額を支払うという書面を
事前に裁判所に提出していましたので、簡単に終わると思って裁判に行きました。
 ところが、裁判官は、タクシー会社には請求できない、また、根拠も示さずに、修理は誇大
に行われているから、請求額の全額を支払う必要はない、と言い出したのです。
 タクシー会社は、修理を依頼しこと、事前に修理の見積書を受け取り、そのうえで修理を依
頼していることも認め、誇大修理などということは一言も言っていませんでした。
 結局、タクシー会社がAさんの請求全額を支払うという和解が成立して終わりましたが、裁
判官のなかに、信じられない裁判をする人がいることを知り、背筋が寒くなりました。

寒さに負けない、楽しい健康教室

 今年も、東大和民商は健康の取組みを旺盛に推進します。2月は、11日(火、祭日)
に第92回歩こう会を、飯能市の多峰主山と天覧山で行います。291mの低山ながら
日光男体山、筑波山、丹沢の山々、富士山などを一望できる絶好の初心者向け企画です
 19日(水)夜には、寒さに負けない、楽しい健康体操教室を行います。専門家を招き
大きなボールとセラバンドを使い、気軽に、自宅で、いつでも簡単にできる健康体操を
体験します。動きやすい服装でご参加ください。

経理、申告・決算を覚えたい人を全力応援

 4日、株式会社の方から、法人の経理や決算を教えて欲しい旨の相談がありました。
領収書や請求書などの資料をしっかり整理し、現金出納帳簿などの日常の経理をきちん
と行うことで経理が意外に簡単になること、商売・仕事が見違えるように見えるように
なること、東大和民商は、毎月1週間「経理応援会」と「税金相談会」を開催している
ので、この応援会も利用していけば、どなたでも法人の経理は覚えられることをお話し
し、経理、申告・決算を覚えたい人には全力で応援します。と励ましました。

1%の人のための政治は終わらせましょう

 前日本弁護士連合会の会長さんは、石原、猪瀬都政は大型開発優先で、1%のための
都政だった。これを99%のための都政に転換するのが今回の都知事選挙ですと言って
います。
 まったく共感します。これまでの都政で、老人福祉費は全国2位から43位に転落、
国民健康保険への都独自支援を320億円から43億円に大幅減額、都営住宅は14年
間一つもつくらず、中小企業対策費も減額です。地震が心配ですが、木造住宅耐震助成
は静岡県の20分の1です。まだまだいっぱいあります。
 こんな都政を変え、障害者、子ども、働く者、中小企業者の都政に変えようと私たち
に呼びかけている前日弁連会長さんを、みんなで押し上げようではありませんか。

確定申告を応援します

 初めて確定申告をする方、確定申告に不安の方、不動産の購入や売却、贈与などかある方
棚卸や減価償却が苦手な方などなど、確定申告をお困りの方への応援会は、2月17日(月)
から「確定申告応援会」を開催しますので、ご利用ください。
 会場は、東大和民商事務所(会議室) 、事前に予約して、持ち物をご確認ください。

大腸がん検診2月1日以降も検査してくれます

 昨年11月1日から取り組んできた東大和民商第8回大腸がん検診は、496人の
申込みがあり、これまでに389人が検診を終えました。申込者、検診者ともに前回
の第7回を超えました。
 大丈夫の結果を力に1年間頑張ります、再検査となりポリープが見つかり、検診し
て良かったですよ。など、嬉しい連絡がたくさん届いています。自分と家族、従業者
の健康対策は、経営対策の一番と思います。年3回の健康診断、毎月の健康増進の取
り組み、とこれからも健康の取組みを旺盛に推進しましょう。
 なお、大腸がん検診は2月1日以降も送れば検査してくれます。まだ終わっていな
い方は諦めずに検体を送ってください。

最初はどうなることやらと思いましたが

 裁判所から、裁判の連絡書が届いたAさん。初めて見る裁判所の封筒にびっくり。
開封してAさんへの金銭支払いの請求であることを知り、びっくり。しかも、相手方
には弁護士がついていました。
 裁判は初めて、弁護士をお願いするお金も無いと悩み、東大和民商に相談に来所さ
れました。東大和民商を応援してくれている弁護士は大勢いること、その全員がお金
のことよりも、問題の解決を優先してくれていることをお話ししたところ、Aさんは
早速、東大和民商が紹介した弁護士に会い、応援をお願いし、先ごろ、Aさんの主張
が通って、裁判も終わり、解決しました。良かったですね。