小池都知事が7月30日午後に発出した飲食店への自粛要請は大混乱
をもたらしました。一つは、4日後の8月3日から営業時間を短縮し
て夜10時に閉店して欲しいとしたこと。戻り始めたお客さんから頂
いている予約をキャンセルし、また、急な時間変更の連絡など大混乱
が起きました。
2つは、明日7月31日までに東京都が推奨している感染防止ステッ
カーを取得した店だけに協力金を支払う、という爆弾発言です。いっ
たいどういうことかと都の事務局に聞いても解らないの繰り返し。担
当事務局にも周知していない発言はパフォーマンスそのものです。
3つは、そもそも飲食店が主たる感染震源地となっていないことです。
知事自身が繰り返し言っていたことはホストクラブとかカラオケ店だ
ったはず。普通の飲食店にまで原因があるかのような発言は問題です。
集中的PCR検査で感染震源地を特定し、そこに力を集中した対策こ
そ感染防止になるという専門家の提言をまったく聞かないでパーフォ
ーマンスに興じる知事に批判と怒りが拡がっています。