葛飾区が発注した道路工事を下請けで請け負った業者が本体工事
代金の不払いと追加工事の著しい減額請求を受け、困っています。
葛飾区の道路工事(工事高1億4千四十万円)を入札で請け負った
のは葛飾区のM建設工業。M建設工業は、道路工事をK社に、電線
共同溝工事をS社に発注。S社はさらにY社に発注し、実際に工事
を施工、完成させたのは、道路工事はK社、電線共同溝工事はY社
でした。その実際の工事を施工、完成させた業者が不払いや著しい
請求減額の押し付けにあっていたのです。
元請のM社や共同電線溝工事を下請けしたS社は監督を置いただ
けでした。建設業法違反が疑われています。
相談を受け、発注者の葛飾区を訪問し、事実確認の調査を行い、
相談の内容は事実であることを確認し、発注者としての責任と建設
業法に基づく行政指導を求めました。
調査のなかで、重大な問題も見えました。実際に工事を施行、完
成させた業者を守る為に、今後、このような被害を減らすためにも
引き続き支援を強めていきます。