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利便性が無いどころか大変な負担と義務、責任

 社会保障・税番号制度(通称マイナンバー制度)に対する関心と不安が高まっている
こと、これに便乗して商売をしようと、企業が保険を販売し、また、ソフトなど管理
業務の販売などがさかんに行われ始めていることから、7月1日、近隣の民商が集ま
って、制度の検証会を行いました。
 制度を検証して実感したことは、政府は、国民の利便性とさかんに宣伝しています
が、番号をつけられる国民にとっての利便性はまったく見つかりませんでした。逆に
日常の生活が限りなく不便になることが解りました。マイナンバーという名称は、制
度の危険を隠すものということも解りました。
 また、従業員などの情報を管理する立場になる事業者は、従業員のプライバシーに
深く立ち入るだけでなく、その情報管理の責任と義務を負い、とんでもない罰則まで
決められていることにも驚きました。
 なによりも、国が、すべての国民のもっとも大事な情報を一元管理するという考え
そのものが恐ろしいと思いました。