11月27日(木)夜、立川市民会館で、第19回立川地域税制税務行政研究交流集会が
開かれ、150人を超える市民が参加しました。
集会は同実行委員会が主催したもので、今年で19回目。今回は4月の消費税8%増税
で私たちの仕事も、暮らしも苦しくなつていることから、消費税の専門家の税理士、元静
岡大学教授の湖東京至先生をお招きして、消費税を検証しました。
湖東先生は、消費税の仕組みを解りやすく話し、消費税が私たちの暮らしだけでなく、
仕事も壊し、さらに、地方自治体の財政も、国の財政と仕組みも壊していることを明らか
にし、いま必要なのは、消費税増税延期ではなく、中止することであり、速やかに消費税
を廃止しなければ日本はたいへんなことになる、と指摘しました。
また、湖東先生は、消費税を廃止しても日本の財政は大丈夫であることも詳しく説明、
加えて、最近ある政党がさかんに宣伝している食料品の税率を引下げる提案に対し、さら
に庶民と中小企業を苦しめる制度になり、とても危険な提案であることも説明しました。