平成3年から30年余にわたって借入と返済をしていて、今でも150万円の
返済を迫られている。という市民の相談を今春に受け、早速調査を開始。
相手はテレビコマーシャルで宣伝しているアコム社。30年余の全取引履歴を
開示させ、合法的な金利計算をすると、借入金が150万円残っているという
アコム社の請求は全く根拠がなく、逆に500万円を超える過払い状態が判明
しました。
アコム社は、取立ては厳しいのに過払い金の返済はしないと聞いていますので
東大和民商協力の弁護士に相談し、交渉を依頼。アコム社は、最初は取りすぎ
は全くない、150万円返せと言い、理路整然とした弁護士さんの追及に態度
を変え、少し返金すると変わり、何度かのやりとりで500万円を返す、とな
りました。
弁護士さんに厳しく言われないと取りすぎを認めないアコム社はテレビコマー
シャルのイメージと全く違う、という印象が残りました。